毎日がんばってるね

毎日がんばってるね

おつかれさま

ほっと ひと息 やすみませんか

伸びでもして

空でも見て

風に吹かれて

コーヒー飲んで……

また午後もあるから

ぼーっとひととき

やすみませんか

おはよう

おはよう

おはよう

今日はあたらしい1ページのはじまり

まっさらな白いキャンバスに

なにを描こう

伸びをして

整えよう

憂鬱だった昨日も

失敗した一昨日も

ぜんぶぜんぶ関係ない

今日はまだ まっさらな1ページ

元気よくはじめよう

今日があることに感謝しよう

今を生きることに

一生懸命になろう

よくここまでがんばったね。

よくここまでがんばったね。

つらいことも

かなしいことも

くやしいことも

あったよね。

いろんな気持ちがぐしゃぐしゃになって

涙になってこぼれおちていっても

いまはすべて抱きしめてあげる。

あなたは だいじょうぶ。

また歩き出せるよ。

その強さをもっている。

またここから はじめていこう。

ひとつぶひとつぶ

ひろいあげていこう。

あなたが がんばってきたもの

ひとつも むだになんかしない。

いまは泣いてもだいじょうぶ。

よくがんばったね のひとことで

すべてむくわれるから。

空が青くてさ

散歩に出かけたんだ

空が青くてさ

風が通り抜けていった

水のせせらぎ

木のざわめき

心のもやもやがすうーっと

流れていった

あぁ 疲れていたんだなあって

思ったよ

ぼくは癒しを求めてたんだ

また明日から歩き出せるかな

青い花

青い花咲いていた

地面を埋めつくす

空の色が咲いていた

風にゆれて

咲いていた

青い花咲いていた

空の色が咲いていた

きれい きれい

きれいだな

外へ

たくさんのほしいものを買っても

満たされなかった

そとはこんなにも

風が気持ちいいのに

無機質なプラスチックにかこまれて

満たされるわけもなかった

パーカー1枚はおって

小銭だけもって

外へとびだそう

得られるものがきっとある

そとへ

いつもここにいる

空はこんなに青くてさ

いつもここにいる

勝負に勝てなかったあのときも

あの子に振り向いてもらえなかったあのときも

頑張って走りきったあのときも

夜遅く帰ったあのときも

楽しいことが見つからない今日だって

明日が見えない夜だって

幸せな気持ちで眠る日だって

心地よい目覚めの朝だって

僕らはぐるぐる変化して

時は止めることも巻き戻すことも出来なくて

雨が降る時も

暑い夏の夜も

寒い星の夜も

月明かりの日も

燃えるような夕焼けも

7色の朝焼けも

いつもここにいる

ただそれだけでいい

ただそれだけでいい

牙をむいて

今日も憂鬱な希死念慮が襲う夜は

牙をむいて

振り回した腕で世界をなぎ倒し

孤独と戦い暴れる

口から出る暴言も

無性に引っ掻いた傷痕も

妄想の中の出来事で

ほんとはただ

天井を見つめて横たわっているだけ

暴れられたらどれだけ

気持ちがいいだろう

真面目すぎて感情のままにぶつける事すら

できやしない

鋭い牙は

自分の心をぐしゃぐしゃに踏みにじって

引き裂くためだけにある

もっと優しく

私に優しく出来ればいいのに

悲しい歌も

私を癒すことは出来なくて

私がつけた傷跡が

私をいまだにいじめぬいて

自分の味方になれないこの世界が

私の味方になってくれることはなくて

憂鬱な私の心がまた

憂鬱をつくりつづけている

空はどうして青いの

空はどうして青いの

もしもわたしが この世界に生まれて

そらが青くなかったら

悲しくて泣いてしまうにちがいない

このそらはいつまでも わたしのものでいて

つらかったときも

うれしかったときも

わたしのものでいて

うつになってから体がうまく動かないの

なまりみたいに重くなって四肢をつかまれてるみたいで

頭の中でさえ ぐるぐると良くないことが堂々巡り

息をすえない 吐けもしない

空の青さは そんなわたしを

少しでも救ってくれるの

だからどこまでも続いていて

どこからでも私を見つけて

そっと抱きしめて

そのやさしい色で