
ぼくはここにいていいんだよ
何もできなくても
ここにいていいんだよ
遊んでいいんだよ
泣いてもいいんだよ
笑ってもいいんだよ
頑張らなくてもいいんだよ
眠っていいんだよ
ぼくはここにいていいんだよ
忘れないで
ぼくは生きてていいんだよ
ここに生きてていいんだよ
今日も明日も何もできなくても
生きていればいいんだよ
ぼくはここにいていいんだよ
何もできなくても
ここにいていいんだよ
遊んでいいんだよ
泣いてもいいんだよ
笑ってもいいんだよ
頑張らなくてもいいんだよ
眠っていいんだよ
ぼくはここにいていいんだよ
忘れないで
ぼくは生きてていいんだよ
ここに生きてていいんだよ
今日も明日も何もできなくても
生きていればいいんだよ
死にたい。
もう頑張りたくない。
もう頑張れない。
だから頑張るのをやめよう。
楽な方法にしよう。
そうきめた。
急に自由な時間がとれた。
とりあえず家をでてフラフラと服を買った。
コーヒーでも飲もうと思ったけれど
あいにく店に入るのは怖い。勇気がいる。
自分のやりたいことはなんだろう。
家にたくさん服があるのに服を買ってしまった。
ごちゃごちゃしたものを片付けたいのに
どれも捨てられない。
せめて整理だけでもと思うけど
心がごちゃごちゃなのに
片付くわけもなかった。
何をして生きればいいんだろう。
何も見つからない。
自分が大切にしているものはなんだっけ。
目の前の答えに納得がいってない。
ぼくはなんでここにいるの。
なくしたものはここですか
ここはさいはてのち
わすれさられた ものたちがつどう
あのときの ぬいぐるみも
あのとき いえなかったことばも
みんなここへ たどりつく
なくしたものは ありますか
きっとみつかる
ここには なんでもある
みみをふさいで
おんがくで
わたしをみたして
ほかのざつおんが
はいりこまないように
このまましずんでいきたい
なにもない やみのなかへ
みんな みんな
きえてしまえ
みんな みんな
おちてしまえ
そらは あおいな
そらは ひろいな
ぼくの こころも
そらみたいに
すきとおって じゆうなら
いいのになあ
晴れた空が好きだ
なんて気持ちいいのだろう
あの空のように私の心も
澄み切ったらいいのに
吸い込んだ空気が
冬の街の匂いがしても
私は空にはなれないまま生きている
じたばたもがいて生きている
向き合うのが難しいまま
やり方もわからないまま
晴れた空は
そんな私を見つめている
不安だ
不安でも生きていかなきゃならないんだ
なら不安に溺れたままでいいのか?
生きやすい方法を探さないのか?
いや生きやすい方法を探そう
息をする方法を探そう
泳ぐ方法を習得しよう
水から出て陸にあがろう
生きていくというのは
そういうことなんじゃないのか
だから不安になったら
方法を見つけるんだ
強さ弱さの問題じゃない
生き抜く方法を見つけるんだ
自己肯定感はまるで木みたい
根っこがたくさんあればあるほど
どっしりした木になる
幹が太ければ太いほど
傷ついても倒れにくい木になる
枝葉がしげっているほど
いろんなことに自由になり
咲く花が美しいほど
輝ける自分になる
今の僕の木は
根っこは二、三本でひょろひょろ
倒れそう
幹は傷でボロボロ
枝葉はしょぼしょぼ
花は咲かなかった
でもいつか
立派な木になればいいな
今からでも遅くないよね
直していくんだ僕の木を
不安になる。
そわそわ歩き回ったり落ち着きがない。
そわそわする。
不安になる。
薬はロラゼパム(0.5mg)、オランザピン(5mg)、レクサプロ(0.5錠)、バルプロ酸ナトリウム(200mg)、漢方の加味逍遙散。頓服にオランザピン(2.5mg)